第34日 7月26日(水) 総距離859.2km 晴れ

時刻 行程 歩行距離 累計距離
05:00 今治第一ホテルを出発 -- --
06:10 栄福寺(57番えいふくじ)に到着 4.5km --
07:15 大塚池に到着・休憩 -- --
08:00 仙遊寺(58番せんゆうじ)に到着 2.4km 6.9km
10:10 国分寺(59番こくぶんじ)に到着 6.1km 13.0km
15:10 栄屋旅館に到着 16.0km 29.0km

今日も朝5時に宿を出る。途中コンビニでお握りを買い、栄福寺に到着してから境内で食べる。早めに到着したので、納経の開始時間までゆっくりとお参りする。と、6:40頃にバス遍路の団体さんが到着。折角早朝に到着したのに、この騒々しさは少々がっかりだ。十分休憩したので、早々に納経所で記帳していただき、次の58番札所に向かう。


栄福寺の石碑


お堂の内部


栄福寺の本堂


大師堂


仙遊寺までは、昔ながらの遍路道を歩く。大塚池の横を抜け、かなりキツイ登り道を越えるとようやく境内に到着する。車遍路さんが二組来られたが、参拝客は少なく境内を独占する。本堂は屋根の形が絶妙で、姿の美しい建物だ。今まで見せていただいた中では、一番好きなお堂かも。逆光気味で良い写真が撮れないのが残念。普通のお堂は横長だけど、ここの本堂は背が高くて立体的。内部のご本尊やお大師像も公開されており見せていただく。石仏もあり、それ程大きくない境内だが、札所らしい雰囲気がある。最後のキツイ登りと、梅雨明け初日の晴天、かなり汗をかいたので木陰で身体を冷やす。なにかの集会があるようで、若いお坊さんが数名で相談事をされている。横目で見ながら8:30過ぎに出発し、国分寺を目指す。


昔ながらの遍路道を歩く


道しるべ代わりの石碑


仙遊寺の山門


山門を抜けても急な参道が続く


やっと境内に到着


仙遊寺の本堂


同じくお堂の細工


仙遊寺のご本尊


仙遊寺境内の石仏


国分寺に続く遍路道


仙遊寺からは下りも急、旧遍路道を歩いて10時過ぎに国分寺に到着。大師堂の絵看板が印象的だ。団体さんのお参りが終わるのを待ち、一人で参拝する。次はいよいよ難所で有名な横峰寺。台風などの影響で、自動車道路だけでなく遍路道も閉鎖されたと聞いたが、大丈夫だろうか。納経所で確認すると、車の一部通行止めはあるものの、歩きの経路は問題ないとのこと。私の杞憂だったようだ。


国分寺に到着


本堂


大師堂


お堂の中


10:30に出発して、16km先の今日の宿、栄屋旅館さんに向かう。11時を過ぎると気温もぐんぐん上がり、アスファルトの照り返しもきつくなる。途中、道の駅 今治湯ノ浦で昼食休憩し、その後、三芳のそごうマートで再度休憩する。汗がぽたぽた落ちるが、先日、大洲を歩いた時ほどではない。15時過ぎに宿に到着し、脚を休める。民宿風というか自宅兼用というか、こじんまりとした宿で、親切なご夫婦が経営されている。洗濯もお接待していただき、部屋には冷たい水がたっぷり。ありがとうございます。宿から横峰寺までは12km、藤井寺から焼山寺までと同じくらいの距離だ。けっしてM系の人間ではありませんが、ちょっと楽しみだ。さぞかしきついんだろうなー。早く寝て明日に備えよう。持病が何度か出たが、歩きには影響ないレベルだった。明日もなんとかなるだろう、オヤスミナサイ。