第32日 7月17日(月) 総距離810.4km くもり→晴れ

時刻 行程 歩行距離 累計距離
06:30 鷹ノ子温泉ホテルを出発 -- --
06:40 浄土寺(49番じょうどじ)に到着 -- --
07:30 繁多寺(50番はんたじ)に到着 1.7km --
08:30 石手寺(51番いしてじ)に到着 2.8km 4.5km
09:20 道後温泉に到着・入浴 -- --
12:50 太山寺(52番たいさんじ)に到着 11.8km 16.3km
14:15 円明寺(53番えんみょうじ)に到着 2.3km 18.6km
16:00 民宿四国に到着(素泊り5550円) 2.6km 21.2km

昨日は4つの札所、今日は5箇所を廻る。まずはホテルのすぐ近く、浄土寺でお参り。続いて20分ほど歩いて繁多寺に。どちらも参拝客が少なく、落ち着いて参拝させていただく。今日は曇り、アスファルトの照り返しもいつも程ではない。


浄土寺の山門


本堂


浄土寺の大師堂




繁多寺の山門


同じく本堂


繁多寺の大師堂


その内部


次の石手寺も歩きで30分弱。一転して参拝客が多い。町中にあり道後温泉にも至近とあって、観光客も多いようだ。参道を通れないほど、団体客で溢れかえっており、人の間を縫ってお参りする。大師堂でお参りを済ませると、黒衣で高齢の歩き遍路さん、僧侶の方とすれ違う。眉毛も髭もシルバーグレイで、存在感が凄いが優しい表情をされている。錫杖の音が澄んで美しい。「歩き遍路ですか、お疲れ様」と声を掛けていただいた。もしかして噂のスーパー遍路さんだろうか。緊張しながら、「はい、ありがとうございます。」と答えて、ふと目を上げると、歩き去る後ろ姿。オーラを感じたのは私だけではないようで、参道の人が思わず道を譲るため、十戒のモーゼが海を割った時のような・・・。ちょっと大袈裟ですが、世の中、存在するだけでいろんなことを伝えられる人が居るんだなーと、感動しました。余韻に浸りつつ境内を散歩すると、八十八カ所の御影とお砂を並べたミニチュア霊場がある。今まで歩いた札所の名前を見つけるとなんだか懐かしく、歩いた時の風景を思い出す。結構な数の参拝客が回っておられる。


石手寺の山門


境内


石手寺のお堂


境内


石手寺の三重の塔


同じくお堂


石手寺の次は太山寺。途中、道後温泉の前を通るが、撮影のみで素通りする。途中、JRみつはま駅あたりですれ違ったおばあちゃんに、道を教えていただく。宿毛から愛媛入りして以来、宇和島、大洲、内子、久万高原、砥部、松山と、ほぼ内陸部を歩いてきたが、ここは三津浜というくらいで、海が近い。ここから先はまた海沿い、今回は瀬戸内海沿いに歩くことになる。太山寺手前で喫茶店に入り、朝昼兼用のスパゲティとアイスコーヒーをいただく。午後1時前に太山寺に到着すると、道を教えていただいたおばあちゃんと再会してビックリ。原付で来られたそうだ。あと歩き遍路のお二人ともご挨拶。天敵?のバス遍路軍団も多数おられる・・・。


道後温泉


太山寺の境内


太山寺の山門を見上げる


、右はお堂の中


太山寺のお堂


鐘堂


円明寺でもバス遍路さんとかち合い、境内が静かになるのを待ってお参りする。


円明寺








今日中に北条まで歩くつもりだったが、8kmほど手前の民宿四国さんで泊ることに。天気予報では、今晩から大雨・・・。先が思いやられる。そう言えば、石手寺と太山寺の中間点、松山西高近くにカメラのキタムラがあり、例のごとくデジカメ画像をCDにコピーしたのだが、この辺りで地元の男性に声を掛けられた。50代後半くらいの方で、仕事を辞めて時間があるので歩き遍路をやってみようと思うのだが、お金もかかるよね・・・といったご質問。お遍路の歩き方や大まかな経費を手短にご説明して別れた。
今日も持病が痛み出し、だんだん強くなってきた。午後も痛みが続き、不安が募る。翌18日は、いつも通り5時に起きて海沿いに歩き始めるが、持病の胸痛がかなり悪い。次第に強い雨も降り始め、北条病院を過ぎた辺りで動けなくなってしまった。ここ数日、持病が悪化しており、今ならまだ松山市の中心部も近い。悩んだ末、いったん自宅に戻り体調が回復してから再挑戦しようと決め、雨の中バス停でバスを待つ。でもこういう時って、待っているバスはなかなか来ないんですよね・・・。ようやくバスに乗り込むが通勤ラッシュで混み合っている。人混みの中で痛いのを我慢するのが一番しんどいのだが・・・、松山駅に着く頃には疲労困憊、バスターミナルのベンチに座り込む。一息ついて気を取り直し、高速バスのチケットを買い、後は高速バスで京都に向かう。二度目の中断は冴えないな・・・。