第22日 7月2日(日) 総距離525.8km 曇り→雨→曇り→晴れ

時刻 行程 歩行距離 累計距離
04:50 中村第一ホテルを出発 -- --
05:45 四万十大橋に到着 -- --
11:15 大岐海岸に到着・休憩 -- --
16:10 金剛福寺(38番こんごうふくじ)に到着 40.0km 40.0km
16:45 足摺岬・灯台(観光) -- --
17:15 あしずり旅館双葉に到着(夕食のみ6800円) -- --

曇り空の早朝、5時前にホテルを出発して40km先の金剛福寺に向かう。市街地を抜けて県道20号線を四万十川に沿って南に歩く。四万十大橋を渡って県道321号線に合流し、ひたすら南下する。


四万十川は四国最長で日本三大清流


さすがに川幅も広い


内陸部に入り歩くと、7時過ぎに強い雨が降り始める。ドラブイン水車の隣に休憩所があり、雨宿りする。テントが張ってあり、野宿遍路さんが先客のようだ。雨脚が弱くなるのを待っていると、テントから出てこられる。50代の男性遍路さん。東京から来られたそうで、これが19回目のお遍路。自称、ホームレス遍路のようなもの、だそうです。自炊のための道具や米を持参されており、荷物は20kgオーバー。雨の日は荷物が濡れて重くなるので歩かない。美味しそうにタバコを吸われるのを見て、この前一緒に歩いたバイク便のお遍路さんを思い出す。女性遍路の一人野宿が増えている。8月は学生遍路が多くて、カップルになることも多い。心細い女性遍路には、男性遍路が頼もしく見えるんだって。お遍路が終わるとカップルも自然解消。さすが19回のベテラン、いろんなお遍路を見てこられたようだ・・・。8時半にお別れをして出発。待っても雨脚は衰えないが、山中のため気温が低くて歩きやすい。下ノ加江という集落を抜けた辺りで、雨が上がり、海沿いの道に変わる。11時過ぎに大岐海岸に到着し、休憩する。


大岐海岸


この辺りは海も砂浜も美しい


足摺岬の道は、海沿いと言っても室戸岬と違い、山の中を歩くイメージ。木陰があってアスファルトの照り返しもない。雨後のせいか、道路の苔の緑が鮮やか。赤い甲羅の蟹も多数見かける。あと、燕、カラス揚羽、羽黒トンボと、黒が基調の鳥や虫が飛び交う。黒といえば袈裟、お大師様の化身・・・と妄想を膨らませつつ、歩き続ける。


こんな感じで、海の上の森の中を歩くのが足摺岬流?


斜面にいっぱいの蟹の巣穴


ホテルを出て11時間、16時過ぎにようやく足摺岬の先端 金剛福寺に到着! ヤッター!!
境内には大きな岩がゴロゴロしており、植物も亜熱帯風。力強い印象の札所だ。木が多いせいか、蝉の声が凄い。周りの音をシャットアウトする勢いで鳴いている。お参りを済ませて納経所に行くと、合掌して記帳してくださる。また歩き遍路ということで、冷たいお茶とお菓子をお接待していただき、ありがとうございます。本堂前では、バスガイドさんが説明トークの練習中。束の間、バス遍路気分を味わう。


金剛福寺の山門


本堂


同じく境内の塔


境内にゴロゴロ転がる岩。火山岩でしょうか?


札所を出て、足摺岬の灯台に向かう。どこまでも続く青空と青い海。ジョン万次郎の銅像も気持ちよさそう。


足摺岬の灯台


岬の下は断崖絶壁


17時過ぎに宿にチェックインする。金剛福寺の目の前にある、あしずり旅館 双葉。お風呂のボイラーが壊れたそうで、車で近くの国民宿舎 足摺テルメに送迎してもらい、海の見える露天風呂で汗を流す。今日はいろいろとご褒美をいただき得した気分。40km歩かせていただき、ありがとうございました。オヤスミナサイ。