第11日 6月21日(水) 総距離268.3km 晴れ

時刻 行程 歩行距離 累計距離
06:00 民宿川崎を出発 -- --
06:30 津照寺(25番しんしょうじ) に到着 2.5km --
08:10 金剛頂寺(26番こんごうちょうじ)に到着 3.8km 6.3km
16:50 民宿きんしょうに到着(夕食のみ5500円) 24.0km 30.3km

今朝は少しゆっくりして6時に出発。30分ほどで津照寺に到着する。交通安全、特に船の安全に御利益があるらしい。そのせいか海と港が本堂から一望できる。建物は比較的新しく見えるが、本堂の中も見せていただける。少し太目の石仏がチャーミング。


民宿を出て少し歩くと山から太陽が顔を出す


二十五番札所津照寺に到着した所


海の守り仏だけに門も竜宮城風?


津照寺の大師堂


津照寺境内から麓の港町と海を遠望


南国の強烈な緑の中に鎮座する太目の石仏


お寺の出がけに、昨夕、伴茶夢で一緒になった老夫婦と再会した。大阪で商売をされていたが、引退して愛媛に帰郷された。今でも月一回の京都伏見稲荷詣でを欠かさない、信心深いご夫婦だ。今回は車で12番札所から巡礼されている。別れを惜しみつつ、それぞれ次の札所へ。
津照寺から金剛頂寺までは3.8kmで1時間弱、フラットな道の最後に15分ほどの登り道があるが、さほどキツくはない。途中、先ほどの老夫婦とまたもすれ違う、どうもご縁がありますね。


二十六番札所 金剛頂寺手前の高台から海を見下した所


金剛頂寺の山門


金剛頂寺の本堂と境内


裏手にある遍路道


金剛頂寺では、若い歩き遍路さんが出発される所に遭遇してご挨拶。お遍路シーズンオフのせいか、札所の境内でも、道を歩いていても、なかなか歩きお遍路さんに出会わない。「一人で修行しなさい」ということでしょうか? 今日の予定距離は30km、時間に余裕がある。無人の境内で瞑想してから9時に出発。お寺の裏手に続く昔ながらの遍路道を一時間ほど歩くと、10時に吉良川に差し掛かり、喫茶店でブランチ兼休憩。アイスココアとピラフをいただく。たまに、生クリームの浮かんだ甘いドリンクが欲しくなるんですよね。お遍路衣装着た中年のおっさんがアイスココア、自分でもどうかと思いますが・・・。
糖分を補給して、また直射日光の下を延々と国道55号線を歩く。40分ほどで休憩所を見つけて、またも一休み。昨日は40km進んで意気揚々としていたのに、今日はペースが上がらない。まあ、こんだけ暑いとね・・・。ただ悪い事ばかりでもなく、途中、大阪の高槻から来られた車遍路さんにオロナミンCと梅をお接待していただく。わざわざ車を停めてくださって、ありがとうございます。
15時宿到着のつもりが、17時前にようやく今日の宿 ”きんしょう”が見えてくる。玄関の前でご主人らしき人が手を振っている。予定時間より遅くなったので、心配してくださったようだ。たっぷりと冷たい水を飲ませていただき、一息つく。休憩しつつ宿のご夫婦とお話しタイム。歯切れの良い土佐弁が耳に心地良い。部屋に通していただき、晩ご飯までに風呂と洗濯を済ませる。明日は国道55号線から逸れて、山の上にある神峯寺に行くのだが、なんとも良い名前の札所で楽しみだ。久々の山道は気分転換になるだろう。今日も炎天下、太陽を遮るもののない海沿いの道を延々と歩いた。岬と港と海と同じ景色の繰り返し、次の札所は遠く、手頃な目標もない。こんな単調さに耐えられず、歩き遍路を断念する人も多いそうです。あらためて、修行の道場 土佐、恐るべし。
明日の天気予報は午前がくもりで午後は雨。少し涼しくなりそうでホッとしつつ、オヤスミナサイ