第6日 6月16日(金) 総距離116.8km 晴れ

時刻 行程 歩行距離 累計距離
07:50 民宿ちばを出発 -- --
08:00 恩山寺(18番おんざんじ)に到着 -- --
09:45 立江寺(19番たつえじ)に到着 4.0km --
13:00 金子や(夕食のみ5500円)に到着 10.2km 14.2km

今日は予報どおりの快晴。恩山寺では、私以外には地元のおじさん数名しかおらず、静かにお参りできた。シーズンオフの朝ならではだろう。納経所で待つこともなく、宿も空いている。暑さと雨というデメリットもあるが、マイペースで歩くには良い時期だと思う。


十八番札所恩山寺の手前


恩山寺に到着!


恩山寺の本堂


こちらは境内、徳島県も南に来ると南国風ですね


立江寺では、九州の歩き遍路さんに出会った。野宿または善根宿を通しておられる。宿を使えば、風呂・食事が準備され、安全な場所で眠れるから、いったんお遍路生活をリセットできるが、野宿だと睡眠時も無防備というわけにはいかず装備も重くなる。もともとアウトドア派でない私には、とても真似できそうにない。この方は、寺院関係の先輩に、歩き遍路に野宿で挑戦するよう薦められて決心したそうです。JRの駅、バスの待合室等で寝ているとのこと。今までトラブルはなかったものの、待合室を使うため最終の電車・バスが出るまでは横になったり眠れないのが辛いそうです。


十九番札所立江寺の山門


多宝塔


同じく立江寺の本堂


宿までの道すがら、櫛渕八幡神社で休憩する。巨大な楠が素晴らしかったので写真を撮影。居合わせたおばあちゃんが、丁寧にご挨拶してくださる。四国のお年寄りは、お遍路というだけである程度敬意を持ってくださり恐縮する。こちらもそれなりの心構えを持ち、見苦しい立ち振る舞いは避けねば。


櫛渕八幡神社の楠の巨木


二十番札所に向かう途中


同じく、二十番札所に向かう途中


朝から移動距離は14km、時間もまだ13時だが、脚の炎症と鶴林寺・太龍寺の山越えを考慮して、今日はここで歩きを終える。”金子や”さんに早めのチェックインをさせていただだき、部屋で寛ぐ。
しかしペースが上がらないというか、あまりのスローページにイライラする。持病に罹って以来、十数年前からバッタリと運動をやめてしまい筋力・体力は人並み以下。特に準備もせず挑戦したのだから脚を痛めるのも当然。「自分を過大評価せず、実力に合ったペースで進みなさい」という、お大師様の教えでしょうか・・・。では、オヤスミナサイ。