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嵯峨嵐山の散策コース


最初にご紹介するのは京都の直球ど真ん中、嵯峨嵐山の散策コース。JR嵯峨嵐山駅から、天竜寺裏の竹林を通って御髪神社で参拝。その後、常寂光寺、厭離庵、祇王寺、化野念仏寺、清涼寺に巡拝。最後に清涼寺門前の森嘉でお豆腐を買い、JR嵯峨嵐山駅に戻ります。李月スタッフは3時間半程かけて歩きました。


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嵯峨嵐山駅を出発して十分も歩くと天竜寺裏に差し掛かります。売店の建ち並ぶ風景が一転して嵯峨名物の竹林に変わり、「京都に来たなー」と実感。京都在住の私が言うのは変ですが・・・。良く手入れされた竹林には適度に太陽の光が入り、明るい緑から暗い緑のグラデーションがきれいです。


竹林の中を道なりに、トロッコ電車の線路や嵐山駅を見下ろしながら進むと御髪神社に到着します。ひっそりと池の畔に佇む小さな神社ですが、髪を守りたい人には大人気。私も思わず「これ以上、髪の毛が減りませんように・・・」。


さて御髪神社を出て池沿いに北上するとすぐ常寂光寺。庭園、多宝塔、竹林、山門、高台の境内から見下ろす嵯峨・京都の遠景、等々すべてが美しい、個人的には一番好きなお寺の一つです。歌の名所 小倉山の中腹に位置し、平安以来千年以上も洗練され続けたお寺の印象があるものの創建は1596年、豊臣秀吉が亡くなる二年前で悪名高い朝鮮出兵の真っ最中。藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝わる土地を当時の豪商、角倉了以が寄進し、大名の力添えで伏見城の客殿を移築するなどして堂塔伽藍を整備したそうです。平安の王朝文化の上に、安土桃山の絢爛で繊細な武家・商人文化をのせた贅沢な逸品、と言ったところでしょうか。


山門もいーですねー。夏休みと紅葉の晩秋の狭間で人出も少なく、境内を堪能できました。右は庭の写真です。


今年は猛暑で苔も大変だったでしょうが、まるで絨毯のようです。右の写真は、松、楓、萩。


青空の下、多宝塔から京都の町を遠望できました。右は真っ赤な曼珠沙華、苔の緑とのコントラストが鮮やか。



無人の境内を満喫した所で常寂光寺に別れを告げ、厭離庵に。通常は拝観出来ないので門から中をうかがって引き返します。仏教の厭離穢土欣求浄土の言葉に因んだ名前だと思いますが、元は藤原定家の山荘だったのが、臨済宗天竜寺派の尼寺になったんだそうです。



続いて平家物語ファンにはたまらない祇王寺。平清盛に寵愛された白拍子の祇王が、世をはかなんで出家したのがここ祇王寺。詳しくはこちらをご覧下さい。境内は小さいものの日本庭園の美しさや歴史上の逸話がギュッと詰まった、京都を象徴するお寺の一つだと思います。残念だったのは、受付のおばさん三人が大声で喋り続けていたこと。折角、観光客も少なかったのに、雰囲気ぶちこわしでした。あまた、あめく様、いとにくし・・・。


常寂光寺、厭離庵、祇王寺と”盛者必衰”や”もののあわれ”の名所を巡った後は、化野念仏寺でとどめを刺します。祇王寺を出て、嵐山から清滝・愛宕山に続く道を北上すると左手に化野念仏寺が見えてきます。


昔から日本人の魂を守り鎮めてきた念仏寺らしく、境内には卒塔婆がびっしり。京都は長い間、日本で唯一の大都市でしたから、清水寺近くの鳥辺野やここ念仏寺周辺など、大規模な埋葬地が不可欠だったんでしょうね。


化野念仏寺からJR嵯峨嵐山駅に向かう途中、清涼寺に回り道すると聳え立つ巨大な山門が出迎えてくれます。境内には小さな多宝塔も。


山門を出てすぐ隣には豆腐の森嘉。江戸時代の安政年間以来、創業150年の老舗は日本で一番有名なお豆腐屋さんかも。本当にここのお豆腐は最高です。当然、お豆腐とがんもどきを買って帰り、湯豆腐などでいただきました。


晩ご飯の買い出しを兼ねた嵯峨嵐山半日散策コース、ご参考に!!