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長岡天神、乙訓寺、光明寺の西山巡礼サイクリング・コース

昨年の12月中旬、あまり行ったことのない西山方面に出かけようと思い立ち、自転車でとりあえず長岡京の長岡天満宮(長岡天神)を目指して出発。その後、携帯のGoogle Mapで近くに乙訓寺と光明寺があるのを見つけ、神社仏閣を参詣する西山巡礼コースとしてサイクリングしてきました。自宅近くの観月橋駅を起点に、長岡天満宮、乙訓寺、光明寺の順に参詣し、また観月橋に戻る約22kmのコース。経路の詳細は下記のグーグルマップでご覧ください。


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長岡天満宮は平安時代に菅原道真の所領で、ここで在原業平と宴席を過ごされたりもしたようです。今でこそ京都市外でマイナーな印象の長岡京、長岡天満宮ですが、中世当時は歴史上の人物・スーパースター達の舞台だったんですね・・・。
と、前置きが長くなりましたが、その長岡天満宮への入り口にある石碑からご覧ください。


こちらは大鳥居。20年程前に就職したばかりの頃、長岡京市に職場があり、ここ長岡天神で花見の宴会をしたり、先輩・同期と呑みに行ったり、夜遅くまで仕事で居残ったりと、私にとって懐かしい場所なんです、実は。思い出が走馬燈のように・・・。


長岡天神(長岡天満宮の別称)の特徴はズバリ”池”。大鳥居と境内の間には、かなり大きな池が横たわっています。


これが、その池を二分する堤でもある参道。ここを渡って境内に向かいます。


参道をクネクネと歩くと、本殿に向かう途中で中鳥居?が出迎えてくれます。平安神宮などはフラットで広大な境内に直線的な参道がありますが、長岡天神は境内は広いものの塀や樹木で囲まれた参道が右折左折しながら本殿に続きます。小さな丘が日本庭園になっていたり、変化に富んだ風景を楽しめます。


最後の石段を登ると、鳥居の向こうに本殿が姿を現します。


この本殿は、昭和16年に平安神宮の社殿を移築したものだそうです。風格もあり姿形も美しい建物ですね。左近の桜、右近の橘が前を固めます。


天神様と言えば、やはり牛の像がつきもの。


今度は本殿を左斜めから。


長岡天満宮の本殿正面扉に寄ってみる。


境内にはお稲荷さんも鎮座まします。


本殿の内部を塀越しに垣間見る。


池の名前は八条ヶ池のようです。この池を江戸時代初期に築造された八条宮智仁親王にちなんで命名されたんでしょうか


先程、大鳥居を潜って渡ってきた参道を逆から見た所。この堤の両側には霧島ツツジが連なり、春には見事に赤い花を咲かせます。樹齢百数十年に及ぶ木もあって、日本一の霧島ツツジとも言われるそうです。


池の上には回廊があり、ここを歩くと池の真ん中に東屋風?もしくはお茶室風?の休憩所あります。先程までは青空が見えていたのに、雲行きが怪しくなってきた・・・。自転車移動なので雨は勘弁して欲しいと焦りつつ、次のポイント乙訓寺に出発。


長岡天満宮から乙訓寺までは約2km、自転車ですと10分弱で移動できます。写真は乙訓寺の本殿。


言わずと知れた、空海、弘法大師、お大師様。真言宗のお寺だけあって、開祖をお祀りしています。


真言宗のお寺の必須?アイテム、十三重の石塔。青空が見えてきたのは、お大師様のご利益でしょうか。


境内のモチノキ。この木の樹皮には粘着物が含まれていて、昔はこれで鳥もちを作ったそうです。だからモチの木なんですね、知りませんでした。乙訓寺のモチノキは樹齢400〜500年と言われる老木、長岡京市の天然記念物に指定されています。



裏口から境内に入り、最後に正面玄関の山門に到着。今でこそ境内も小さくて目立たないお寺ですが、乙訓寺は長岡京造営以前、奈良時代に建立された古刹。怨霊伝説で有名な早良親王が藤原種継暗殺の嫌疑で幽閉されたり、お大師様が唐での留学から戻られたころ1年ほど乙訓寺の別当を勤められたりと、平安京遷都当時、政治の舞台の一つだったことは間違いないようです。


さて、乙訓寺の次は光明寺。距離もほんの1.2km、自転車だと5分程で移動できます。


まだ午後3時ですが、すでに日は落ちかけて西方向は逆光で眩しい程。


本殿に向かう石段を登り、来た方向を見下ろす。


光明寺の本殿前に屹立する、開祖 法然上人の石像。逆光でお顔は見えませんが、かえって神々しいですね。


落ち葉の残る参道を歩いて、自転車置き場に戻る。


光明寺を出て山門を振り返ったところ。


帰り道の途中、横大路で撮影した夕暮れ間近の高瀬川。あと500m程南下すると宇治川に合流します。


同じく、観月橋から宇治川に架かる近鉄の鉄橋を眺める。冬は日没が早いですね。


東山に比べると西山は地味な印象がありますが、それだけに神社仏閣や観光スポットも人で混雑することもなく、じっくりマイペースで雰囲気を楽しむことが出来ます。一度、西山に出かけてみてはいかがでしょうか。