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西本願寺

京都駅から徒歩10分程の所に西本願寺がありますが、何時でもいける・・・という油断のせいか昨年まで足を運んだことがありませんでした。秀吉の聚楽第の一部であった飛雲閣が今は西本願寺にあると聞いていましたが、つい先日、予約をすれば拝観できることを知り行ってきました。
京都駅から烏丸通りを北上、七条通を西に向かい堀川通りを北上するとすぐ西本願寺の御影堂門に到着します。京都駅からの経路は下記のGoogle Mapでご覧ください。

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ここから、写真をクリックすると拡大表示します。


一礼して門を潜ると、広大な境内に聳える御影堂と阿弥陀堂の巨大な伽藍に圧倒されます。


さらに御影堂に進むと、今度は銀杏の巨木が。


銀杏には珍しく横方向に枝が伸びて、幹も生命力に溢れて見えます。樹齢約400年で京都市の天然記念物。


銀杏の横を歩いて御影堂に入り、親鸞聖人の木像に正対してご挨拶、お参りをします。御影堂は寛永13年(1636)建立で東西48m,南北62m,高さ29mの巨大な建物。教祖である親鸞聖人と歴代門主が祀られています。寛永13年と言えば、徳川三代目の家光が将軍であった時代です。以来、370年以上も経ちますが、平成11年から21年まで10年をかけて大修復されました。写真の奥が御影堂で、渡り廊下を手前の阿弥陀堂に歩きます。


廊下の向こうが阿弥陀堂。名前の通り浄土真宗のご本尊である阿弥陀様の仏像が安置されており、ご挨拶、お参りをします。


お堂を出て阿弥陀堂を振り返ると、改めて屋根の大きさに驚きます。こちらは宝暦10年(1760)の再建で、東西42m,南北45m,高さ25m。これだけの瓦の重量を支えるのは大変だろうな・・・。


渡り廊下を挟んで右が阿弥陀堂で左が御影堂、どちらも重要文化財に指定されています


阿弥陀堂の前にも銀杏の巨木が


境内から見た御影堂門


お参りが済んだところで境内を奥に進み、唐門を撮影。極彩色の四脚門で、唐獅子、虎、麒麟に孔雀などの彫刻が素晴らしく、時間が経つのも忘れて眺めてしまうことから別名「日暮らし門」と呼ばれます。奥まった場所にありますので見逃さないようご注意あれ。


キリンビールの麒麟はこの彫刻に由来するそうです


折角なので正面から撮影したり、扉をクローズアップしてみたり




唐門の向かいにある書院の大玄関。この中に、対面所(鴻の間)、雁の間、菊の間、白書院、黒書院、北能舞台など、多数の国宝があります。また南能舞台は重要文化財ですし、虎渓の庭(こけいのにわ)は特別名勝に指定されており、さながら西本願寺の宝の山のような建物です。


同じく書院の東玄関


御影堂を横(南)から見たところ


境内を一通り歩き、今度は門を潜ってお寺の周りを散策します。道の名前の通り、堀川通り沿いは土塀と水路に囲まれています。


南に向かって歩くと、水路で鴨のグループを発見。親子でしょうか?


国宝の飛雲閣の屋根が塀の上にちらりと垣間見えます。書院と併せて予約をすれば拝観できますので、一度お試しあれ。。金閣寺、銀閣寺とともに京都三名閣とされ、秀吉が建てた聚楽第の一部を移築したものだそうです。素人ながら安土桃山文化の粋を見た気がしました。


境内の南側をぐるっと囲む土塀に沿って西に歩きます


土塀の中程に見えるのは、先程、境内の中から見た唐門のようです


日暮門を今度は塀の外から撮影してみました




しばし国宝の唐門を彩る様々な彫刻をお楽しみください


































さて日暮門をじっくり観察して、さらに塀に沿って歩くと境内の反対側には龍谷大学の大宮学舎が。この建物は北黌(きたこう、黌は校と同義)だと思います。


で、こちらは西黌


真ん中奥が本館、左が北黌で右が西黌


歩いてきた東方向を振り向くと、こんな感じで道の両側を土塀が囲んでいます


堀川通りから西に歩いて大宮通の手前まで来ると、北側(境内側)に龍谷大学図書館が見えてきます


この図書館は約68万冊の蔵書を誇り、真宗・仏教・史学・文学に関するコレクションは質・量共に日本有数だそうです。平安末期写本『類聚古集』(国宝)、『解体新書』(初版本)、大谷探検隊が持ち帰った歴史的資料など貴重な資料も保管されています。








続いて大宮通を塀に沿って北に歩き、


花屋通りを右に曲がって、今度は石垣に沿って東に歩きます


で、また堀川通りが近くなると、境内の北東隅にある太鼓楼が見えてきます


これで西本願寺の境内とその周りを楽しむ散策は終了。京都駅からほど近い所ですし、京都にお越しの際は参拝されると良いかと思います。